日々是気付

でっかくて長いひとりごと。自己満。

憧れの場所で



いろんな感情が次々に生まれてきて、でも最終的にたどり着く場所は「大好き」ってところで。




やっとこパリピポ届きまして、リリイベ一気見しました。

好きしかない。好きしかないやろ。



みんな口々に「嬉しい」「楽しい」「最高」って言ってくれて、しかも本当に本当に楽しそうな顔してて、彼らの憧れてた横アリでやってるんやって思ったらそれだけで泣けてきて。
一つ前の記事でそれぞれ個人写真載せようと思ってカメラロール辿ってたんですけど、みんな誰かと映ってて、ピンの画が全然なかったんです。


それで気付いた。わたしはこの人たちが誰かと楽しさや嬉しさや幸せを共有してる瞬間が好きなんやなって。



照史としげのバースデーケーキ見た瞬間もうすでに泣きそうやった照史。
開口一番に「やってあのときしんどかってんもん…」ってつぶやいた照史の言葉がずっしり重い。
WESTについて話す照史を見つめるメンバーの目が本当に温かくて優しい。
お互いがお互いを思いやって支え合う姿ほど美しいものはないと思った。



イベントやライブをするたびに「生まれてきてよかった」「このメンバーと出会えてよかった」って言う彼を見て、心底羨ましく思うし、彼がそう思える仲間と進んでいく姿を見ることができて、こちらこそ本当に幸せやと思う。





WESTが7人で笑い合うその瞬間が本当に大好きだから。
そんな彼らをずっとずっと見つめていけるように。
わたしも「生まれてきてよかった」「この人と出会えてよかった」そう思える瞬間に出会えるように。


彼らと一緒に歩いていこう。
どんな景色も、きっと綺麗だ。
f:id:ayk_rime10:20150423202006j:image

大切な記念日


   

2015年4月23日。
ジャニーズWESTデビュー1周年。




ずっしりきますね…!!!!!!!

本当に本当におめでとう。
そしてたくさんの愛をありがとう。



君の笑顔は人を幸せにする。重岡大毅
f:id:ayk_rime10:20150422234422j:image

君はWESTの大黒柱だよ。桐山照史
f:id:ayk_rime10:20150422234536j:image

君の不器用さが愛おしい。中間淳太
f:id:ayk_rime10:20150422235214j:image

君の笑顔は心をあたためる。神山智洋
f:id:ayk_rime10:20150422235722j:image

望みを叶えるには君が必要。藤井流星
f:id:ayk_rime10:20150422235812j:image

人を思いやる君が大好きだ。濱田崇裕。
f:id:ayk_rime10:20150423000134j:image

感謝の気持ちは伝わってるよ。小瀧望
f:id:ayk_rime10:20150423000358j:image



何があっても、ずっとずっと応援するから。前を向いていてほしい。ついていくから。

まだまだ始まったばかりの歴史。
これから先、どんな景色を一緒に見られるのか。楽しみしかない。幸せだなぁ。




ありがとう。
これからも、ずっと、一緒に。
f:id:ayk_rime10:20150423000629j:image





ブログのタイトル


水曜から大学の授業が始まるので、余裕ある限りいろんなこと書いておこうと思ってね!!!

今日は、わたしのこのブログのお話をします。


そんな重たい話ではないです笑




そもそも、ブログを始めたきっかけといえば、淳太くんのいちまんじを読んでいろいろ考えることがありまして。思い入れがある場所と、人と、曲と、作品と、そのことについて、自分なりの考えや解釈や思いを書いて残しておける場所がほしかった。

そんな感じで軽率に始めたんですが、ブログタイトル決めるのにもそんなに時間かかりませんでした。

「日々是気付」っていうのは、実は嵐のワクワク学校というイベントで設定されていた教訓なのです。拝借させていただいております…


自分なりの考えや解釈や思いを書いているうちに、まとまりのなかったものに一つの答えを見つけたり、新しいことに気付いたりすることに、改めて気付いたのです。

それに、テレビを通して見る以外でも実際に彼らを見ると、毎回新しいことに気付かせてくれる。
毎日毎日現場に行くわけではないけれど、彼らのパフォーマンスから考えさせられることは山ほどある。感じ取らなければいけないことは山ほどある。

そしてこれを、いつどんな時にでも見返して自分に喝を入れられるようにしたい、とも思いました。


まだそれほど記事多くはないけれど、確実に得るものは増えています。

無形とはいえ、大切なものを得て、日々の生活の中で本当に様々なことに目を向けるようになりました。


これからもいろいろと残していきたい。
自分がその時、何を考え、感じ、気付いたのか。


その過程を見守っていただければ幸いです。

君からもらったもの

落ち着いたのでつらつらとわたしの思いを書き連ねておこうかと思います。






わたしはね。
ジャニーズWESTを応援していくんだって決めたときに、実はもう一つ心に決めたことがあったんです。



“なにきんがデビューするまで、ちゃんと見届けよう”




遅すぎたかな…



この7人にたどり着く前、わたしはえびきすを応援していました。
キスマイから入っていったのだけど、応援したい、大切にしたいと思っている人たちが大切にしている人ってやっぱり特別な存在になるんです。わたしの場合はね。
このときのえびがまさにそれでした。同期でJr.の頃の切磋琢磨している姿は本当に頼もしかったし、パフォーマンスでぶつかり合うあのメラメラした感じはグッとくるものがありました。

それとは少し違うけれど、WESTのことを少しずつ知っていく中で、さっきのキスマイがWESTだとすればえびのような存在は関西ジャニーズJr.たちでした。

Jr.たちはWESTの7人からするとほぼ後輩なので、切磋琢磨というよりは、お兄ちゃんのような存在で居続ける彼らとその背中を必死で追いかけ続ける弟たちのような、関西ジャニーズJr.全体が大家族のような、そんな空気感がわたしは大好きでした。

…過去形じゃないね、今もそう。


今でも定期的に見返すのは、まいじゃにでなにきんちゃんがデビューするWESTに向けて書いたお手紙の回。
その前段階として、しげがなにきんちゃんにお手紙を書いてあげたという過程があって、そのお返しという形で書いてくれていました。


7人と一緒にいられる時間がほとんどなくなることの寂しさから、みんなポロポロと涙を流す中で唯一、涙を見せなかったのが彼でした。

そう。




金内柊真。





きっとこの先ずっとずっと忘れないだろうけれど、彼は、

「もう泣いてられませんから。これからは僕たちが関西を引っ張っていかなきゃいけないので」

と言っていました。




その決意が、どこでどんな風に揺れたのか知る由もないけれど、みなさんの推測するところでは夏あたりだったみたいですね…。

2014夏の少クラin大阪にいない。松竹座公演にもいない。


わたしはその頃まだWESTしか見えていなかったので関ジュの動きまでは把握できていなかったんですが、これはたしかに不安事項でしかない。


関西の出す多幸感は、東京Jr.では出せない特別な空気感だと、わたしは思っているんです。
関西を知るたびに見返すのは少クラin大阪2013のバンバンッ!!とAnother tomorrowなんですよ。多幸感すごいので是非。

今見たら泣いちゃうと思うんですけど、それでも見てみてほしいですしこれを見れば関西にしか出せない多幸感とはどんなものか分かってもらえると思います。



彼は本当に賢くて周りによく気づいて、顔立ちもとても整っていて、歌えるし踊れるし喋りもできる。
まさに今、関ジュの中のトップの1人でした。

…え?そうだよね?




そんな中、高校卒業というのはやはり一つの区切りであるのは当たり前のことだったんだよね。
彼はアイドルである前に、将来の可能性が無限に広がる1人の男の子だから。

自分に置き換えて考えてみても、高校卒業というのは何か一つの区切りである人が多いと思います。


望が、「高校卒業までにデビュー出来なかったら辞めるつもりでいた」といちまんじインタで語っていましたが、やはりそれほどの決断をするような時期であることは彼にとっても同じだったのかな…。


濱ちゃんは、「辞める勇気がなかった」と言っていたけれど、この言葉が今になって胸に突き刺さる。

少なくともこの世界はきっと、続けるにも辞めるにも勇気がいる。どちらに進んでも挑戦なんだろうなって、初めて思いました。
それに、Jr.の最前線にいるからって将来が約束されているわけじゃないし、もっと言えばデビューしたって将来の不安っていうのはついてまわる。そのことに改めて気づかされました。
彼の場合は、仕事が全然ないわけじゃないし、ユニットも組んでるし、ファンの子もたくさんいるし、きっと辞めるよりも続ける方が、ある種心持ちは軽いのではないかな、と素人のわたしなんかは思ってしまうのだけれど、それでも新しい道に進むと決めたその覚悟は、半端なものではないと信じたい。




今回、悲しい中にも幸せなことだったのは、最後の最後が松竹で、他の関ジュやファンのみんなへありったけの感謝を伝えられる環境にあったことなのかな、と思います。
Jr.は基本的に、辞めるときはひっそりといなくなる。誰に何を言うわけでもなく、というか言えずに、いつの間にか公式写真がなくなり、サイトから名前が消える。
なかったことにされるんですね…

そんなJr.が数多くいる中、契約の切れる直前に舞台に立つ機会があり、ファンに会える機会があり、今まで一緒に頑張ってきた仲間と時間をともにすることができ、感謝を言葉にできる機会があり…幸せだったと思います。

これは完全にわたしの憶測でしかないのだけれど、おそらく松竹座公演の千秋楽前の舞台裏で初めて仲間たちに打ち明けたのではないかな、と思いました。
そうじゃなかったらきっとちびりゅやれんれんがボロ出してる気がする。泣いちゃって止められなくて。まぁその前に初日に彼自身が泣いたことでファンは悟った感じあったんですけどね…





事務所はなかったことにしようとするけれど、ファンの心の中までは踏み込めないから。
絶対に、なかったことにはしない。
彼は、心の中で輝いているし、これからもずっとずっと忘れない。


君はたしかにここにいた。




たくさんの夢を、希望を、勇気を、愛を、感動を、ありがとう。

春は別れの季節であるとともに、旅立ちの季節。
君はどんな道を進むんだろうか。




懐かしむにはまだ時間がかかりそうだけれど、君は、君だけは前を向いて。


幸多き道でありますように。また、君が輝ける場所でありますように。



とーまちん。ありがとう。
ずっとずっと、大好きだよ。



f:id:ayk_rime10:20150403071810j:plain

わたしが神山くんを担当にしたわけ

暇に暇を極めているので、自分の気持ちを整理するためにも備忘録として残しておこうかと思う。



わたしがジャニーズを認識して応援し始めたのは中学1年の冬。そう。花より男子2のときです。なんと8年前⁈懐かしい。ちなみに初めて自分で買ったCDは嵐のLove so sweetでした。
これまた懐かしい。
そこから嵐一筋4年半が過ぎ、4年前、友達に少クラをダビングしたDVDを見せられ、キスマイの存在に気づく。ついでに関西にも目を向け始めて、B.B.V.や7WESTの存在にも気づく。

その時点ではキスマイはまだデビューしていなかったため、Jr.でこのパフォーマンスクオリティなんなんだよ…!!!と驚いたのを覚えています。高校生だったし受験もあった、バイトもしてなかったし自由に使えるお金と時間がなかったことで現場には一切行かず、CDとDVDでどうにかこうにかファン続けてる感じでした。担当とかも考えず箱推し箱推ししてましたね。懐かしい。


わたしは基本的に、ダンスが踊れて綺麗な人が好きだったので、手足が長くてダンスも綺麗な二階堂くんを目で追ってました。って気づいたのは高校卒業してからでした。Twitterやり始めたのも高校卒業してしばらく経ってからだったし、これが一番大きかったのかなぁ。
とにかく入ってくる情報がピンポイント。情報を精査して取捨選択するのもTwitter始めてから学んだことです。これはかなり大きい。
専門学校に入ってバイト始めて、それなりに時間やお金を自分で操作できるようになってくると、現場に行きたくなるんですね…
でも、ここで問題だったのが、キスマイは極端に現場が少ないこと。派閥もあるんだろうけど、舞台はほぼやらないしコンサートも回数が多いわけじゃない。
そんな感じで、まぁ頑張ってテレビは追ってましたがだんだんと本人たちが本当にやりたいことをやっているのかどうか疑心暗鬼になってしまったところがありました。


そんなときにあの舞祭組。
そうやってクローズアップするのはいいかもしれないけれど、そのやり方にわたしは賛同できなかった。面白おかしくスポットを当てて、彼らは無理しているようにしか見えなかった。そういう彼らが見たいんじゃないんだよ…と完全に気分が落ちてしまったんです。

このときに、ちょっとだけ気にかけていた関西からのデビューが発表されました。2013の冬に、関ジュがどうしてデビューしないのか分からない、ってつぶやいていた自分すごいね…?

ってのは置いといて、カウコンのざわめきは本当にすごくていろんなところに波紋を呼んでいたんです。少なくとも、えびきすファンのところにはものすごい波紋がありました。ばど濱がだいたい同期だし、少年たちとかでも共演したりしてたからかなぁ。
意味分からんやろ。なんで4人なん?シンメまた解体するんか?事務所アホかよ何考えてんねん…ってさんざん言ってました。

それから1ヶ月、2014年2月5日のなにわ侍初日にジャニーズWEST7人でのCDデビューが本人たちの口から発表されて、TLは祝福の嵐。わたしも他人事とは思えず、本当に本当に嬉しかったことを覚えています。このときはもう嵐は完全に茶の間でしたし、キスマイもどうしようかと考えていたところでした。

そんな曖昧な状態が年末まで続き、なんならこのまま年を越し、1月についに日生へ行きました。ここで、ジャニーズWEST7人の舞台上での生き様や劇場の空気を一変させるほどのパフォーマンスクオリティを目の当たりにして、わたしはこの人たちについていきたいと強く思いました。
やっぱり現場の力はすごい。
それに、彼らのこれまでの経緯を知って一つ心に決めたことがあります。
ここまで7の形にこだわった彼らが提示するものは、わたしも7にこだわろうということ。ジャニーズWESTと銘打って出るものはちゃんと7人揃っているものを見に行こうと決めました。


それから、神山くんのダンスがものすごいものだということは知っていたので、実際見たらほんまにあかんやろうなと覚悟していましたが、ほんまにあかんかったんですわ…魅せるし上手いしテクニックもある。周りも見えていてバランスを取ることもできる。なんやこの人は。
それに、舞台での一人一人の挨拶や、後輩の番組での発言を見て、同い年とは思えないほどに芯を持つ彼にどんどん惹かれていきました。
もっとこの人を知りたい。応援したい。そう思って、比重をジャニーズWESTに置こうと決めたのは今年の1月24日のことでした。

意外と最近やね。



キスマイとジャニーズWESTで違うことといえば、現場の数。ただそれだけなんですよね。グループに対する愛も、ファンを大切に思う気持ちも、やっとデビューできたという心持ちも、たぶんほぼ同じなんです。

ていうか同じじゃないと困る。

ただ、わたしは応援する人をこの目でちゃんと見ていたい。その成長ですらも感じたい。ちゃんと見ているファンがいるんだと直接伝えたい。そう思って、神山くんを追い始めています。

これを担降りというのかどうかは分からないけれど、新規だろうがなんだろうが、胸を張ってオタク続けていきたいです。
まぁ、私たちが知っていて合っていることなんて、名前と顔くらいしかないんですけどね!!!!!!!


神山くんの芯が家族やメンバーであるのと同じくらい、わたしにとって、あなたが芯です。
これからも追いかけ続けさせてね。
大好きです。


f:id:ayk_rime10:20150306210506j:plain

ブラッドブラザース 総括

新橋演舞場で2/28に東京楽日を迎えたブラッドブラザース。
わたしは1階席から、3階席からの2回観劇してきた。1階席からは全体を、3階席からは演者たちの表情を。

あ、ネタバレ含みますのでお気をつけくださいませ。



とりあえず終わった後の一言。
誇らしかった。こんな素晴らしいカンパニーに囲まれて、活き活きしている2人を観て、この人たちをこの先もずっとずっと見つめていきたいと思った。吸収できることが山ほどあろう。ここで得た力を、グループに持ち帰ってどうパワーアップして見せてくれるのか、もう光しか見えない。

わたしは、演者・桐山照史が本当に好きで、この人の演技は舞台でこの目で見なければ絶対に後悔する、そう考えていた矢先にこの演技仕事。
タイミング神か。

そして、どれだけ推しが出演していようと、作品自体に興味がなければ行っても何も得られないと思っているので、作品のことも少しだけ調べてみた。舞台職人の大先輩であるV6の坂本リーダーが出演していたという作品。そして、格差社会の中で生きる人々に焦点を当てた作品。これは両親に感謝しなければいけないことだが、自分は極端な格差社会の中にはいない(と思っている)。しかしこれは今まさに世界のどこかで起きている事実。何か得よう、そして考えよう、そのきっかけにしたい。そう考えて、新橋演舞場に足を踏み入れた。

1幕
意味分からないくらいにかわいい。1幕終わって頭抱えた。成人男性が子どもを演じているんではない。完全に子どもだった。舌ったらずな感じも、もじもじする細かい仕草も、お母さんに甘える目線ですらも7歳児だった。
この時期子どもたちはおもちゃのピストルを使った遊びが大好きだった。このピストルが物語のクライマックスで重要な役割を果たすことを知っていたので、1幕から込み上げてくるものがあった。こんな序盤から付箋置きます…⁈って驚いていた。
パンフレットのインタビューでは、「演出家に、『大人が子どもを演じてもつまらない。完全に子どもになってほしい』と言われた」という2人。それがどれだけ難しいことか素人には理解の範疇を超えてしまっていると思うけれど、ただ、相当難しいことを要求されていることだけは分かる。しかし舞台の2人は完全に子どもだった。劇中、エディミッキーが歌う「My best friend」があるが、この歌い方も完全に7歳児。ただ歌が上手いだけでは表現しきれない“子ども感”。声のトーンから舌ったらずな歌い方、目の輝き、ふとした仕草…
演者の表情をオペラグラスで細かく見たら、思った以上にまぁ表情がコロコロ変わる…!!!表情筋すごい。あとあれだけ元気いっぱいなら使うエネルギーハンパない。当たり前だけれど、一瞬の隙もなく役を生きている。ミッキーちゃんはサミーお兄ちゃんのことものすごい見てるしなんでも真似する。同じことしたがる。そりゃね、弟だもんね。
エディちゃんは、ミッキーちゃんと遊んでいるとき、見るもの聞くものすべてが物珍しくて新しいものだらけで顔が常に輝いてる。キラキラしてる。どうしてママにミッキーと遊んじゃいけないって言われてるのか分からなくてソファばんばん叩くの可愛いがすぎるよエディちゃん。そこね、ここポイントなんだけど、余裕があったら見てほしい。やってること7歳児なのにソファ思いっきり叩く腕っぷしが21歳でギャップかわいすぎか。
身長こそ大きいものの、放つ空気は子どもそのもの。演出家のこの難しい要求を完璧に自分のものとして表現している2人を見ることが出来たことで、観劇しに来た価値は十分でないかと思った。
Jr.の時代から舞台に立ち、力をつけてきていたからこその表現だったと感じた。
いやーこれは初心者には難題すぎるよ。これを見事に表現した2人に、1幕終わりですでにスタオベしたかった。

2幕
突然14歳になるよ。こちらは意味分からないくらいかっこいいありがとうございます。なんなのミッキーちゃんオールバックにしたメイクさん最高か。出てきたときちょっと悲鳴上げそうになった。っていうか声出そうだったから口元隠した。
一気に声のトーンが落ちる。あと、大人になりたいのになりきれない思春期特有のじれったさを巧みに表現してくるあたりやっぱりこの人たち舞台人だと思った。好きって言えないミッキーちゃんとか、逆に堂々と言っちゃうリンダとか。すごく人間らしい。
先に郊外に引っ越したエディちゃんと都市開発のおかげで郊外に引っ越しさせられたミッキーちゃんが再会をして、えっちい映画観に行くくだりは思いっきり笑った。天下のジャニーズが舞台でものすごい単語連発してる事実にめっちゃ笑った。なんなら笑いすぎておなかいたいのちょっと引きずった。ここは早くのんとしげに楽屋で思いっきりいじられてくれ。
あと、2人の双子っぷりがすごい。いろいろな仕草がシンクロしてるから改めてそういえばこの2人双子だった…ってその運命にちょっと悲しくもなるけど。

リンダへの愛に気づいたエディ神山くんのソロ。生バンドバックに背負って1人で堂々と歌い上げる自担超絶かっこよかった…!!!いつも聴いてるアイドル神山智洋の歌声ではなくて、切ない思いをのせたエディが歌っていた。全然別物。アイドルのかけらもない。舞台人神山智洋がそこにいた。

兄の発砲事件に巻き込まれて逮捕されたことをきっかけにミッキーは鬱状態となり、薬が手放せなくなる。
ここで、それまでミッキーの瞳に宿っていた光が一瞬にして消える。これを表現する桐山照史ものすごかった…
すべてに脱力し、台詞からも力強さがまったくなくなる。

そしてクライマックスでエディとミッキーが倒れた後。
この先は3階から見て新しい発見があった。同じように倒れこみ息絶えるエディとミッキーの手を取り、重ねるジョンストン夫人(双子のお母さん)の姿があった。
やはり双子は一緒でなければならなかった。育つ環境も何もかも。

ここからはわたしの個人的な見解。
もし、議会にお母さんが入って来なければ、事実を知らないままだったら、2人は死なずに済んだ…?だって、エディに説得されてピストルを置こうとしていた。俺は何をしようとしていたんだ…?そう呟きながら…
最期の言葉が、母と兄弟の片割れに対する残酷な言葉だったことに悲しみしかない。なぜ。どうして。そんな思いばかりを抱きながら、物語は終わりに近づく…
同じ日に生まれ、同じ日に死んだ双子の物語。

格差社会の中でも懸命に生きようとする姿を繊細に、しかし堂々と、活き活きと舞台で表現する人たちがわたしの応援している人だという事実に、胸が熱くなる。
わたしはどうだろう。こんなに活き活きと生きることが出来ているだろうか。土俵は違えど、日々成長しているのだろうか。
ファンはタレントの鏡という。恥ずべき箇所は大いにあるだろうと思う。

わたしにとって、現場とは自分の芯を見つめ直す場所。
わたしも彼らのように、素敵な仲間に恵まれ、環境に恵まれているはず。それならばその環境に恥じぬよう、生きる必要があるのではないか…?



照史、神ちゃん。素敵な時間を有難う。また、会いにいきます。
f:id:ayk_rime10:20150301101805j:plain

淳太くん 10,000字インタで感じたこと

わたしは3年くらい前からチラチラと見ていただけで、当時の動きや思いについてはあまり知らない、関西ほぼ新規の人間ですが、B.B.V.と松竹座には並々ならぬ思いがあります。


そんなおたくの戯言と捉えてお読みくださると幸いです。






淳太くんのいちまんじを読んでまず始めに思ったのは、なんて不器用な人なんだろうということ。ファンが大好きで相方が大好きで弟たちがかわいくて仕方なくて大切で、それゆえに不器用になってしまうこの人はなんて人間らしいんだろうと思った。7人の中に、あるいは個人の中にしまっておいてよかった思いもあるはずだし、感じ方は人それぞれだけれど、はっきりと、淡々と語ってくれた淳太くんとそれを文字に起こしてくださったスタッフさんに感謝したいと思う。



関西は、勢いはあるのに活動の場が限られていた。夏にステージで輝いていたはずのJr.が冬にはいない。そんなことも多くあり、また、Jr.の事務所退所は大々的に発表されることもないため、蓋を開けてみなければ自担がそこにいるかどうかさえも分からない。辞めジュたちも、ファンに何かを伝えられる場が与えられるわけでもない。幕が上がって初めて把握する事態に、涙をこらえるファンをたくさんたくさん見てきた淳太くん。

B.B.V.の10人の勢いは特にものすごいものがあった。松竹でのBIG GAMEパフォーマンスを見て衝撃を受けた瞬間は今でも忘れられないし今後ずっと忘れることはないのだろうと思う。ものすごい運動量と抜群の歌唱力、それに加えて舞台上で自分を魅せる力を10人全員が持っていた。これは自然に出来るものじゃない。努力した人だけが放てるパワーなのだと感じた。この人たちがなぜJr.でとどまっているのか分からなかったし、Jr.でとどまる人たちではないと強く強く思っていた。

淳太くんは「ベクトルがズレていった人もいた」と話していた。「俺たちがこのすぐ後にデビューして後悔するのなら今辞めるべきじゃない。後悔しないのならやりたい道、見つけた新たな道を行ってほしい」と言葉をかけたという。

数年前に少クラで今のジャニーズWESTメンバーでのBIG GAMEを見たけれど、やはり何かが違うと感じてしまった。具体的に何が違うのか明確には分からなかったが、決定的に欠けているものがあると思った。そこで改めて、BIG GAMEはB.B.V.の曲で、あの曲の勢いはあの10人じゃないと表現しきれないのだと思った。

そう。あの10人じゃなければいけなかった。誰一人欠けてはならなかった。デビューするなら10人揃っていなければ意味がなかった。

だから、一人抜け二人抜け…となっていく中で残ったばど濱文龍の5人で、という選択肢はなかったのではないかな、というのがわたしの個人的な見解である。


と、このような流れがあったことで、なぜあの7人なのか、わたしも疑問に思っていたところがあった。はっきりとばど濱、7WESTに分かれて活動をしていたし、もちろん文龍も一緒にやってきた仲間だったから、なぜ7人ともが「あの7人」の形にこだわり続けたのか、分からなかった。

でも、9月の日生ANOTHERで7人でデビューの話があったというのなら話は別だ。事務所の大人たちが何をどのように考えて4人にしたのか知る由もないけれど、もともと7人と言われていたものがそうじゃなくなるのはそりゃあ誰だって納得がいかないだろう。

俺には出来なくてあの3人にできることはたくさんあるのに、一緒にデビューすることでその可能性を潰してしまいたくなかった。そう思った淳太くんは、一度は4の形でのデビューを受け入れたという。


カウコンでのデビュー発表を受けた後の関ジュコンは、リハ・本番含めて総じて地獄だったという。何も話せない、どう話していいのかも分からない。そんな状況をぶち破ったのはやはり仲間だった。「今まで通りにしてほしい。正直デビューなんてどうでもいい。今までの関係じゃなくなることのほうが辛い」濱ちゃんのその言葉でスイッチが入った。


キスマイの衣装・ポジション格差を見ているわたしは、デビューのもろもろを見て、やはり4+3の形なのではないかと思ってしまった。歌割、衣装、ポジション等々。でも、見ている側がそれを感じているということは、本人たちははっきりと感じていることになる。

おそらく、これが事務所の提示する7人でのデビューの条件だったのではないかと今では思う。

しかしここからの動きがものすごかった。本当に速かった。

メンバーの思いも尊重した衣装作りに人一倍熱を注いだ。

その象徴のひとつがあのCriminal衣装なのだろう。わたしはただ単に淳太くんのハット芸を楽しみにしていた輩なのだけど、少クラの披露のとき、Bメロのフリでハットが落ちてしまった淳太くんがいる。この時は気付かなかったが、何度も見てみるとあることに気付いた。

神山くんもキャップを取っていたのだ。

ここで、わたしは淳太くんと神山くんにハットでのシンメみたいなものがあるのではないかと思っていたが、そんな薄っぺらいものではなかったことに衝撃を受けた。

これが5人ならば問題ではないのだろうが、7人だからこそ、被り小物1つで見栄え、バランスともに悪いものとなってしまうのだろう。

また、この事実を知ったファンたちが「淳太くんありがとう」とか「感謝しなきゃ」とかそう思うのもわたしはちょっと違うのではないかと思う。淳太くんはそんなことを言ってほしくて、思ってほしくてしたことじゃないとわたしは思いたい。じゃあ話さなきゃよかったじゃん、となってしまう気持ちもよく分かるが、仕方ない。淳太くんは淳太くんだから。


WESTのファンを誰よりも愛おしそうにジャスミンと呼ぶ淳太くんだけど、彼の中のジャスミンの花のイメージが可憐で可愛らしい。極め付けの花言葉は「あなたについていく」。こんなにも素敵な人間性を持つ淳太くんのいるジャニーズWESTとなら、どんな景色だって綺麗に見えると確信した。

それに、おそらく包み隠すことを知らないのではなく、包み隠すことが嫌いな性格でもあるのかな、と思った。

自分たちはもうすでに区切りをつけて前を見ている。だから、わたしたちにもきちんと区切りをつけて前を見てほしい。その一心で、様々な言葉の中からあの言葉たちを選んで話してくれたのだとわたしは解釈した。


“長い道のりの途中で、たくさんの涙に胸を痛めた。「絶対に笑顔にさせるから」と心に誓っても、何度もくじけそうになった。そんなとき、いつも誰かが支えてくれて、仲間を支える今がある。さあ「新しい物語を紡ぐ」から、この道をあなたについてきてほしい”


こんなに素敵な人なのだ。ついていかないわけがない。