日々是気付

でっかくて長いひとりごと。自己満。

君からもらったもの

落ち着いたのでつらつらとわたしの思いを書き連ねておこうかと思います。






わたしはね。
ジャニーズWESTを応援していくんだって決めたときに、実はもう一つ心に決めたことがあったんです。



“なにきんがデビューするまで、ちゃんと見届けよう”




遅すぎたかな…



この7人にたどり着く前、わたしはえびきすを応援していました。
キスマイから入っていったのだけど、応援したい、大切にしたいと思っている人たちが大切にしている人ってやっぱり特別な存在になるんです。わたしの場合はね。
このときのえびがまさにそれでした。同期でJr.の頃の切磋琢磨している姿は本当に頼もしかったし、パフォーマンスでぶつかり合うあのメラメラした感じはグッとくるものがありました。

それとは少し違うけれど、WESTのことを少しずつ知っていく中で、さっきのキスマイがWESTだとすればえびのような存在は関西ジャニーズJr.たちでした。

Jr.たちはWESTの7人からするとほぼ後輩なので、切磋琢磨というよりは、お兄ちゃんのような存在で居続ける彼らとその背中を必死で追いかけ続ける弟たちのような、関西ジャニーズJr.全体が大家族のような、そんな空気感がわたしは大好きでした。

…過去形じゃないね、今もそう。


今でも定期的に見返すのは、まいじゃにでなにきんちゃんがデビューするWESTに向けて書いたお手紙の回。
その前段階として、しげがなにきんちゃんにお手紙を書いてあげたという過程があって、そのお返しという形で書いてくれていました。


7人と一緒にいられる時間がほとんどなくなることの寂しさから、みんなポロポロと涙を流す中で唯一、涙を見せなかったのが彼でした。

そう。




金内柊真。





きっとこの先ずっとずっと忘れないだろうけれど、彼は、

「もう泣いてられませんから。これからは僕たちが関西を引っ張っていかなきゃいけないので」

と言っていました。




その決意が、どこでどんな風に揺れたのか知る由もないけれど、みなさんの推測するところでは夏あたりだったみたいですね…。

2014夏の少クラin大阪にいない。松竹座公演にもいない。


わたしはその頃まだWESTしか見えていなかったので関ジュの動きまでは把握できていなかったんですが、これはたしかに不安事項でしかない。


関西の出す多幸感は、東京Jr.では出せない特別な空気感だと、わたしは思っているんです。
関西を知るたびに見返すのは少クラin大阪2013のバンバンッ!!とAnother tomorrowなんですよ。多幸感すごいので是非。

今見たら泣いちゃうと思うんですけど、それでも見てみてほしいですしこれを見れば関西にしか出せない多幸感とはどんなものか分かってもらえると思います。



彼は本当に賢くて周りによく気づいて、顔立ちもとても整っていて、歌えるし踊れるし喋りもできる。
まさに今、関ジュの中のトップの1人でした。

…え?そうだよね?




そんな中、高校卒業というのはやはり一つの区切りであるのは当たり前のことだったんだよね。
彼はアイドルである前に、将来の可能性が無限に広がる1人の男の子だから。

自分に置き換えて考えてみても、高校卒業というのは何か一つの区切りである人が多いと思います。


望が、「高校卒業までにデビュー出来なかったら辞めるつもりでいた」といちまんじインタで語っていましたが、やはりそれほどの決断をするような時期であることは彼にとっても同じだったのかな…。


濱ちゃんは、「辞める勇気がなかった」と言っていたけれど、この言葉が今になって胸に突き刺さる。

少なくともこの世界はきっと、続けるにも辞めるにも勇気がいる。どちらに進んでも挑戦なんだろうなって、初めて思いました。
それに、Jr.の最前線にいるからって将来が約束されているわけじゃないし、もっと言えばデビューしたって将来の不安っていうのはついてまわる。そのことに改めて気づかされました。
彼の場合は、仕事が全然ないわけじゃないし、ユニットも組んでるし、ファンの子もたくさんいるし、きっと辞めるよりも続ける方が、ある種心持ちは軽いのではないかな、と素人のわたしなんかは思ってしまうのだけれど、それでも新しい道に進むと決めたその覚悟は、半端なものではないと信じたい。




今回、悲しい中にも幸せなことだったのは、最後の最後が松竹で、他の関ジュやファンのみんなへありったけの感謝を伝えられる環境にあったことなのかな、と思います。
Jr.は基本的に、辞めるときはひっそりといなくなる。誰に何を言うわけでもなく、というか言えずに、いつの間にか公式写真がなくなり、サイトから名前が消える。
なかったことにされるんですね…

そんなJr.が数多くいる中、契約の切れる直前に舞台に立つ機会があり、ファンに会える機会があり、今まで一緒に頑張ってきた仲間と時間をともにすることができ、感謝を言葉にできる機会があり…幸せだったと思います。

これは完全にわたしの憶測でしかないのだけれど、おそらく松竹座公演の千秋楽前の舞台裏で初めて仲間たちに打ち明けたのではないかな、と思いました。
そうじゃなかったらきっとちびりゅやれんれんがボロ出してる気がする。泣いちゃって止められなくて。まぁその前に初日に彼自身が泣いたことでファンは悟った感じあったんですけどね…





事務所はなかったことにしようとするけれど、ファンの心の中までは踏み込めないから。
絶対に、なかったことにはしない。
彼は、心の中で輝いているし、これからもずっとずっと忘れない。


君はたしかにここにいた。




たくさんの夢を、希望を、勇気を、愛を、感動を、ありがとう。

春は別れの季節であるとともに、旅立ちの季節。
君はどんな道を進むんだろうか。




懐かしむにはまだ時間がかかりそうだけれど、君は、君だけは前を向いて。


幸多き道でありますように。また、君が輝ける場所でありますように。



とーまちん。ありがとう。
ずっとずっと、大好きだよ。



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